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2008.01.13

吾妻山公園

TVのニュースで見かけた覚えのある人もいることでしょうが、一面に咲き乱れる菜の花畑の丘(・・・に見えたのよ。TV映像では。)に誘われて、二宮町の吾妻山公園に行ってきました。もう少しお日様が出てきてくれると予想して出かけたのですが、終始凍えていて早々に引き上げてきました。しかも、携帯充電不足で写真も撮っていません。でも、なかなか良いところでしたのでまた行こうと思っています。

この公園のなにが良いって、二宮駅から徒歩3分。ただし、ここから急な斜面を一気に登ります。別に一気である必要はありませんが、この時期途中で愛でる花も咲いていないし、とにかく菜の花畑を目指します。心拍数も半端じゃなく上がります。10分かからないくらいで頂上に到着。するとそこでは360度の絶景があなたを待っています。ただし、晴天時のみ。

ドン曇りでねぇ。富士山は跡形も無く、三浦半島も伊豆半島もなんだかなぁって感じ。江の島は見えましたが大島はダメでした。でも小田原から真鶴あたりの海岸線がきれいに見えていて「成る程地図どおりの曲線だ。」などとつまらない感慨を覚えました。

こんな手軽なところに絶景ポイントがあったなんて、、、、
桜もたくさんありましたので、季節とお天気によっては素晴らしいところです。今日はお天気もそういうわけでしたし、菜の花以外の花もありませんので人も少なめだったのでしょうが、それなりの時期には開園時間を目指してくるようなことをしないと、人間を見に行くような事態になりそうです。

肝心の菜の花咲き乱れる丘ですが、期待が大きすぎたのか、私に言わせると菜の花の大きな花壇でございました。でもお花なんてなくても本当に素晴らしい景色が見られるんですよー、しつこいけど晴れていれば。

さて、登りとは別ルートで下山。(下山というほど大げさな山ではないけど。)その途中に吾妻山神社がありました。この神社の由来は、オトタチバナヒメが嵐の海を静めるために海に身を投げ、それによって助けられたヤマトタケルが、海岸に流れ着いたオトタチバナヒメの櫛をこの山に埋めて、その方向の海をみつめて「ああ、吾が妻よ」と嘆いたことによるそうです。境内で神社の由来を読み、そういえば古事記でこの話を読んだばかりじゃないのと思い出しました。ここだったのか。知らずに来てしまった。(恥)

東海道線で二宮まで来る気のある方には超おすすめポイントです。適度に運動にもなりました。明日絶対筋肉痛が出るだろうと思います。晴天必須はもちろんとして、やはり季節それぞれのお花があるときがいいだろうと思うのですが、そういうときの人出がちょっと気になるかな。それと二宮駅前何にも無い。。。。。空腹を我慢して地元まで帰ってきました。

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